2013年(H25年)

YEC TOURING REPORT 秋田、山形編 2日目

2日目

8月17日(晴天)

前日捻った左ひざの痛みが引かずに階段の下りはバランスが取れないので怖かった。朝5時過ぎに露天風呂へ行くと先客は居なかった。一人でゆっくりと大釜温泉の湯船に浸かりながらひざの痛みが和らぐようにマッサージをしてみたが、一時間程度の湯治ではまたこの効能では筆者の症状には余り効果はなかった。

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朝食後も割とのんびりとしてしまい、9時前に宿の前で集合写真を撮影してから出発した。歩くと感じる脚の痛みも不思議とバイクに跨ってしまうと何も痛みを感じなくなり運転には支障がないが、つい無理してしまう面があるのでこれはこれで質が悪い。

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まずは恒例のお土産屋さんでの買い込みする関係で田沢湖畔まで下ることになった。前日は早く宿に到着してのんびりしたかったので急いで通過したため気が付かなかったが、昨日田沢湖から登って来た県道沿いには水沢温泉郷、田沢湖高原温泉郷、黒湯温泉など多くの温泉施設や入口があることが分かった。その中でも乳頭温泉郷の知名度は抜群で筆者らのような関東者のみならず、全国からのリピーターの宿泊客も多い。今回は当初念願の“鶴の湯”に宿泊したい希望だったが、早々と春先には宿の予約が埋まっていた。前回十数年前に乳頭温泉を訪れた時はお隣にある“妙の湯“に宿泊したので、今回は”大釜温泉“に宿泊することにした。連泊が可能なら宿泊客限定で発売されている“湯めぐり帳”を¥1,500.-で購入すると、近隣にある妙の湯、孫六温泉、蟹場温泉、少し離れた鶴の湯、黒湯、休暇村の組合に加入している7湯すべてに湯めぐりが可能である。やはり露天風呂は虻や虫が気になる夏場よりは少し肌寒い秋の紅葉の季節がベストシーズンであろう。

あと十数年して定年退職したら、いつかは秋田新幹線で楽をして訪れたいと思う。

目的を果たして土産物屋を後にすると昨日の右回りとは逆に湖を左に見ながら走行し、北岸より県道38号線を経て国道105号線を大仙市方面へ左折して南下した。これより先は単調な一般道であるが、筆者には初めて走るルートなので新鮮味があった。真夏の炎天下ではあるが、走行中にシールドの隙間から入ってくる風は東北の短い夏を惜しむような爽涼さを含んでいて日本海側に出るまでは秋田の田舎道のツーリングを楽しむことができた。

途中で国道46号線を右折して秋田方面に協和町まで進むと秋田自動車道に入ることもできたが、地図で見るとずいぶん迂回して遠回りする形になっており、どうしても高速代の無駄使いのような気がしたのでそのまま国道105号線を由利本荘市までショートカットして直進した。

江戸時代からの武家屋敷が今も保存され立ち並ぶ角館市内の散策は残念ながら今回二泊目の目的地を当初の角館から山形へ変更したためにできなかったので、その面影を敢えて何も残さないように足早に通過した。やがて翌週に花火師の技を競う場所である全国花火競技会が開催される大仙市大曲地区に入った。通過した橋脚の下を流れる雄物川の河川敷で繰り広げられる花火に普段は人口4万人の町に80万人以上が訪れるらしく、8/24当日は広範囲な交通規制で公共交通機関は完全に麻痺するらしい。大曲の花火大会は有名なので知っていたが、筆者は良く調べもせず8月初旬に終わったものだと思い込んでいたので、今考えると通過が思わぬところで足止めにならず、一週間前の週で本当に良かった。

途中で新型の赤いボディーにリニューアル秋田新幹線“こまち”を筆者は初めて見た。秋田新幹線はまさに盛岡駅から東北新幹線の本線と分かれて田沢湖、角館、大曲を経由して秋田市に向かっているのだ。先日の集中豪雨の土砂崩れで数日間の運休から復活した事と、筆者らと同ルートで東京から遥々来ていることに初めて気が付いてご苦労様と思った。

大曲を過ぎてからはのどかな田園風景の中を走り、由利本荘市入ると羽越本線羽後岩谷駅に隣接する道の駅“おおうち”に休憩のため立ち寄った。すいかの種飛ばしゲームなどのイベントで結構賑わっていたが、暑さでバテ気味になっていた筆者は事務局のテントの日陰でかき氷を食べながら暫しの涼を味わった。

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ここからすぐ先の日本海東北自動車道の一部である仁賀保本荘道路に大内JCTから入ったがこの辺の小分けされた区間道路は高速道路会社に依らない国と地方時自体の負担による新たな直轄事業である“新直轄方式”で建設事業が進められたため、一部の区間を除いて通行料が発生せず、無料になっているようだ。続く仁賀保から延伸された現在の最終地点の金浦ICまでの象潟仁賀保道路にも料金所はなく無料であった。

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金浦ICを出ると国道7号線の金浦バイパスに合流した。この区間の自動車専用道路の出現はどんな形でも時間短縮に繋がるのでありがたい。国道7号線は日本海沿いに並行しているので混雑すると逃げ道がないのでうんざりしていたが、今日に限ってはこのまま順調に行けば早目に酒田まで到達できるかと期待したが、象潟(きさかた)周辺で丁度昼食時間に重なり、近くの道の駅“象潟”への渋滞になっていたのだ。筆者らも何とか道の駅に一度は駐車したが、レストラン等の施設もない上、ビニールシートの風よけがむしろ温室効果になり、この暑さの中でとても席取りしてまで食べる気力もなく、諦めてここから数KM先の酒田港まで行くことにした。

酒田市内を訪れるのは何十年振りであろうか、20~30代の頃に市内のビジネスホテルに2度宿泊したことがある。最上川河口にあり肥沃な庄内平野の米を今でも現役で保管している山居倉庫が有名な酒田市は江戸時代には北前船も寄港した重要な貿易港で外国貨物の通関ができる開港であり、山形県に所在していても酒田港(酒田市)は唯一、筆者が仕事柄お世話になっている東京税関の管轄である。確かに港周辺には同業者他社の上屋が目立つ。 過去にも東京から新潟経由で秋田方面へ向かう際の拠点となっていた。流石にここまで来ると東京からは遠い。高速道路が整備される前は新潟から酒田へは二日掛けてきていた。

最近のツーリング時には高速の延伸と立派なバイパスができており、酒田市内をパスしてしまう事が多かった。いずれ高速が全線開通すると素通りしてしまうのであろう。

筆者の遠い記憶とは随分街並みが様変わりしてしまった市内に戸惑いはあったが、天性の方向感覚と案内板表示を頼りにして迷わず酒田港に到着した。 今回春日氏の要望により魚の美味い昼食を探していたので酒田港には食事のできる施設として、さかた海鮮市場と酒田市みなと市場が二か所あったので楽観視をしていたが、いざ駐車して様子を見ると昼時は過ぎていても未だ一時間以上待ちとの情報で行列になっていた。一度でも有名な情報誌に取り上げられると土日祝祭日はこのような事になってしまうのが残念である。

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皆で協議した結果、宿の夕食が食べられなくなるのはもったいないので諦めて早目に宿に向かう事にした。次回酒田に訪れる機会が有れば山居倉庫や鐙屋にも寄って、ゆっくりとお土産物探訪でもしてみたい。

酒田市内を鶴岡方面に南下して国道7号線に合流し、最上川を渡ると日本海東北自動車道の酒田ICより入り、鶴岡JCTを山形自動車道へ左折して最初のPAである櫛引PAで休憩した。時刻は3時過ぎになっていたが、ここから先は距離としては70KM程あるが、ほぼ高速道路のみで宿まで到着できるので少しゆっくり休憩を取ってから出発した。

山形JCT以西の山形自動車道は暫定二車線となっており、速度制限もありスピードは出せないが、月山ICから湯殿山ICまでは未開通区間で基本計画区間のままである。月山道路という名称で接続されているが、一部に自動車専用道路でない区間が含まれているため、月山道路は実質国道112号線であり、種別は一般道とされている。ETCを装着しているとそんなことはお構いなしで通行できるのは強みでもある。またガソリンスタンドは寒河江(さがえ)SAのみにしか設置されていないので、秋田道もそうであるが地方の高速道路は幹線の高速道路からそのまま直結することが可能になったので便利な反面、よく調べておかない上に燃費を過信する余りに変なこだわりに固執すると途中でガス欠になってしまう。少々早いくらいのタイミングでも皆に合わせて給油をしておくことが必要だ。

山形自動車道を山形JCTから山形中央自動車道に右折して上山方面に南下すると約一時間で山形上山ICが終点となっていた。そこからは僅か2,3分で本日の宿である黒沢温泉みかど旅館に到着した。宿にチェックインして早々に温泉に浸かった。どうにもこうにも前日からの膝の痛みは治まらない。そればかりか未だ新車だからなのか分からないが、50KMも走行するとBMW S1000RRのシートはお尻が痛くなってくる。幾ら走行しても痛くならなかったHONDAのシートが早くも懐かしい。

dsc_0128.JPG夕食は前日とはまるで違い、同じ料金でも山形牛のステーキをメインにして食べきれないくらいの品数があり、とても満足できるものであった。ロケーション的にも観光地ではなく、それほど期待していなかった宿が食事面で意外にも満足できると得した気分になる。酒宴でも珍しく生ビールで乾杯し、幾つかの地酒を味わいながら、十分満足してほろ酔い気分で就寝した。

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二日目の走行距離 313KM

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